フロントフォーク

詳細はフロントフォーク参照。

前輪とフレーム体の間に存在する部材で、この部材がステアリングコラム(ヘッドチューブを貫いてハンドルまで至るフォークの上部)を中心として左右に回転することで、自転車の操舵を可能としている。

一般的には高張力鋼やステンレス鋼、アルミ合金などで作られるが、チタンやカーボン繊維樹脂製のもの、サスペンション付きのもの等もある。

形状としては先端まで直線的なストレートタイプと先端が前方に湾曲しているベンドタイプがある。また二股の部分は、金属製のものに関してはラグと呼ばれる部品を介して複数の部材をつなぎ合わせたもの(ノーマルフォーク)と、一本のパイプを曲げて二股状に成形したもの(ユニクラウンフォーク)が存在している。

ステアリングコラムは地面に対して垂直でなく、後方に寝かせられている(キャスタ角)。

ステアリングコラムの延長線が地面に交差する点とタイヤの接地面との距離をトレールと呼ぶ。トレール量とキャスタ角は合わせて走行時の挙動を示す指標となるが、一方だけが提示される場合もある[2]。700cサイズの自転車の場合でトレールは45mmぐらいが標準的である[要出典]

フロントフォークとフレーム体はベアリングを内蔵したヘッドパーツ(ヘッドセット)で結合される。ヘッドセットには、コラムに切ったネジで締め付け調整するノーマルタイプと、コラム内にナットを打ち込み上部からステムごと押し付けて調整するアヘッドタイプの二つがある。ヘッドパーツはフレーム体のヘッドチューブ(ステアリングコラムが入る部分)のパイプ径とステアリングコラムの根元部分(クラウンレースと呼びヘッドパーツのベアリング受けをはめ込む部分)で、JISサイズ、1インチ(ノーマルタイプ)1-1/8インチ(オーバーサイズ)1-1/4インチ(スーパーオーバーサイズ、フィッシャーサイズ)1-1/2インチ (OnePointFive) などの種類がある。古いものにはフレンチ規格 (35mm) など特殊なサイズのものもある。